同盟國(guó)の領(lǐng)土主権まで揺るがす「トランプストーム」

同盟國(guó)の領(lǐng)土主権まで揺るがす「トランプストーム」. January. 10, 2025 08:57. by 申晉宇 niceshin@donga.com. トランプ次期米大統(tǒng)領(lǐng)の就任式が１０日後に迫る中、「トランプストーム（嵐）」が予想よりはるかに強(qiáng)く同盟國(guó)を襲っている。トランプ氏は、カナダ、メキシコ、北大西洋條約機(jī)構(gòu)（ＮＡＴＯ）などの核心的な同盟國(guó)を狙って、これまで強(qiáng)調(diào)してきた経済的覇権はもとより、「不可侵領(lǐng)域」とされる領(lǐng)土と主権に対する侵害の可能性まで露骨に表わしている。様々な主権侵害発言を続け、第２次トランプ政権の「米國(guó)第一」の根底に「膨張主義」があることがうかがえると指摘されている。８日（現(xiàn)地時(shí)間）、ＣＮＮによると、トランプ氏側(cè)は、メキシコの麻薬カルテルを「テロ組織」に指定することを議論している。前日、トランプ氏が記者會(huì)見(jiàn)で、「『メキシコ灣』の名前を『アメリカ灣』に変更する」と述べて物議を醸したが、麻薬カルテル掃討を名目に軍事活動(dòng)まで検討していることを示唆し、主権侵害の物議を呼んだ。また、デンマーク領(lǐng)グリーンランドとパナマ運(yùn)河について所有の意思を明らかにしたうえ、さらにこれを達(dá)成するために「軍事力オプション」も排除しないとした。トランプ氏のこのような行動(dòng)について、米紙ニューヨーク?タイムズは、「トランプ式『米國(guó)第一』は膨張主義と見(jiàn)ることができる」とし、「１８９８年にスペインとの戦爭(zhēng)を通じてフィリピンを併合したセオドア?ルーズベルト大統(tǒng)領(lǐng)の植民地主義にも似ている」と強(qiáng)調(diào)した。共和黨の一部では、過(guò)去の「モンロー?ドクトリン」に例えて、「ドンロー（ドナルドとモンローを合わせた言葉）ドクトリン」という言葉も生まれている。米國(guó)の第５代大統(tǒng)領(lǐng)ジェームズ?モンローは１８２３年、モンロー?ドクトリンを通じて歐州への干渉を拒否し、同時(shí)にアメリカ大陸に対する米國(guó)の覇権を追求した。第１次政権よりも荒れ狂うトランプストームが世界の安全保障秩序に緊張と不確実性を與えるという観測(cè)が流れる中、政治的混亂の中でリーダーシップの空白が長(zhǎng)引く韓國(guó)が策も講じず強(qiáng)打されるのではないかという懸念が高まっている。