Go to contents

果物価格が14年ぶりの大幅上昇、新年の食卓物価にため息

果物価格が14年ぶりの大幅上昇、新年の食卓物価にため息

Posted January. 01, 2025 08:20,   

Updated January. 01, 2025 08:20

???

主婦のカンさん(35)は最近、買い物をする途中、果物コーナーの前でしばらくうろうろしていた?!父钜湁印工趣いΠ竷?nèi)が顔負(fù)けするほど、手のひらほどのイチゴ1パックが1萬ウォンを越えていたためだ。カンさんは、「數(shù)日前に実家に持っていくみかんを買うのに、4萬ウォンもしてびっくりした。子供のおやつ用として家にいつも果物を買っておいたが、今年はそうするのも負(fù)擔(dān)だ」とため息をついた。

昨年、果物などの農(nóng)産物の物価が、14年ぶりに最も大幅に値上がりしたことが分かった。繰り返される異常気象で、春のリンゴから冬場のイチゴ、みかんまで、家庭でよく買い求める果物の価格が相次いで高騰した影響だ。最近になって、全體的な物価上昇率はやや落ち著いたが、食卓物価と直結(jié)する農(nóng)産物の価格が亂高下しているうえ、「1ドル=1500ウォン時(shí)代」の可能性まで予想されており、新年の物価不安が大きくなっている。

●「イチゴケーキを売っても損」

昨年12月31日、統(tǒng)計(jì)庁が発表した「2024年12月および年間消費(fèi)者物価動(dòng)向」によると、昨年の農(nóng)産物物価は1年前より10.4%上がったことが分かった。2010年(13.5%)以來14年ぶりの最大の上昇率だ。品目別に見ると、梨(71.9%)、みかん(46.2%)、リンゴ(30.2%)、白菜(25.0%)などの価格が高騰した。

果物と野菜を中心に、生鮮食品の価格は1年前より9.8%上昇した。これも2010年(21.3%)以來の最高値となる。このうち、果物類が含まれる新鮮果物の物価上昇率(17.1%)は、2004年(24.3%)以來20年ぶりに最も高かった。猛暑などの異常気象で、作柄が振るわなかったのが影響を及ぼした。

食卓物価が連日上昇し、家計(jì)の負(fù)擔(dān)はなかなか減っていない。原材料価格の上昇分を価格に直ちに反映することが難しい自営業(yè)者も、泣きべそをかいている。忠清北道清州(チュンチョンプクト?チョンジュ)でカフェを経営しているイさん(32)は、「クリスマスと年末に、イチゴをのせたケーキの注文が増えたが、イチゴの価格があまりにも高く、収益があまりない」と話した。米やラーメンなどよく購入する品目を中心に構(gòu)成され、體感物価に近い生活物価指數(shù)も昨年2.7%上昇した。

●ウォン安ドル高で新年の物価不安が上昇

昨年、全體消費(fèi)者物価は1年前より2.3%上昇した。2020年(0.5%)以來、最も緩やかな上昇傾向で、政府の物価安定目標(biāo)値(2.0%)をやや上回る數(shù)値だ。しかし、物価高が累積してきただけに、物価鈍化の流れを體感するのは難しい狀況だ。ソウルで働いているソさん(28)は、「クッパ1杯が1萬ウォンになって久しいが、依然として負(fù)擔(dān)になる価格だ」とし、「給料がそれほど上がったわけではないからだ」と話した。ソさんは、コーヒー代でも節(jié)約するため、會(huì)社にインスタントコーヒーを持參している。これに先立って、消費(fèi)者物価の上昇率は、2022年は5.1%まで高騰し、2023年も3.6%で高止まりした経緯がある。

亂高下する為替相場が新年から輸入物価を刺激しており、當(dāng)分はこのような物価高の流れが続くものと見られる。経済低迷に非常戒厳と弾劾事態(tài)が重なり、最近のウォン相場は1ドル=1500ウォン臺(tái)に迫っている。これに対し、原油価格が上昇の兆しを見せており、昨年12月の石油類の物価は1年前より1.0%上昇し、4ヵ月ぶりに上昇転換した。12月の消費(fèi)者物価は1.9%上昇し、10月(1.3%)や11月(1.5%)より上昇幅が大きくなった。

韓國銀行のキム?ウン副総裁補(bǔ)は同日、物価狀況點(diǎn)検會(huì)議で、「12月の消費(fèi)者物価の上昇率は、これまでのウォン安ドル高の影響で1%臺(tái)後半に上がっている。來月の消費(fèi)者物価の上昇率は、最近のウォン安などの影響でさらに高くなる可能性もある」と見込んでいる。


世宗市=ソン?ヘミ記者 1am@donga.com